電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成23年度電気関係学会九州支部連合大会(第64回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-1P-04
会議情報

水面上放電の電極による放電領域拡大化への効果
原 秀明市來 龍大赤峰 修一金澤 誠司
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
近年環境問題の一つとして水質汚染が問題となっている。水処理を行う上で,ダイオキシンなどの難分解性有機物を分解する際に強い酸化力をもつOHラジカルを用いた処理方法が検討されている。その生成方法として水面上放電が挙げられる。本研究では,これまで用いられている水面上に設置した針電極による水面上放電ではなく,線電極を用いることにより放電領域の拡大化について検討した。線電極や接地側の平板電極の形状を工夫し,安定で広範囲な水面上放電の発生,また放電領域の拡大化による水処理への影響やエネルギー効率の評価を行った。
著者関連情報
© 2011 電気関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top