電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成23年度電気関係学会九州支部連合大会(第64回連合大会)講演論文集
セッションID: 10-2P-11
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粉体スパッタリング法を用いた機能性薄膜作製と評価
荒舩 健人川崎 仁晴大島 多美子須田 義昭柳生 義人
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抄録
高品質有機EL薄膜として利用されるAlq3や、多元素を必要とする磁性体薄膜を安価に作製するために、粉体ターゲットを利用した薄膜の作製を行い、その成膜プロセスの解明を検討した。今回はターゲットとして純チタンの粉体を用いてRFマグネトロンスパッタによる成膜を試みた。アルゴンガスと酸素ガスを利用して薄膜を作製し、膜の特性を、X線回折装置を利用して測定した。その結果、作製された薄膜はすべて酸化しており2酸化チタンになっていることがわかった。結晶性は酸素ガスの混合率と基板温度に強く依存しており、これまでのところ酸素ガス分圧が高く、基板温度が高い場合に結晶性が強くなることが示唆された。
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© 2011 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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