電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-1P-04
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酸化チタン光電極の表面改質が色素増感太陽電池の効率に及ぼす影響
*森田 雄貴石丸 智士
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抄録
化石燃料の枯渇,地球温暖化などのグローバル環境問題が全人類の課題となっている現状において,クリーンなエネルギーを利用した太陽光発電の更なる普及が大いに期待されている.そこで近年,注目を浴びているのが,低コスト化が可能な色素増感太陽電池である.色素増感太陽電池は,シリコン型太陽電池に比べて材料が安価で製作も容易であり,理論上の変換効率が高い. 色素増感太陽電池の発電効率は,光電極の構造,電解質,対極,色素などの各構成要素に依存する.本研究では光電極の構造に着目し,酸化チタン電極材料をプラズマ処理などによる表面改質を期待し,色素増感太陽電池の効率に及ぼす影響について検討する.
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© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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