電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-1P-01
会議情報

低インダクタンス化に向けたパワーモジュール構造のシミュレーションによる検討
*中村 圭吾今給黎 明大小迫 雅裕匹田 政幸
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
ハイブリッド自動車(HV)の普及加速には、インバータシステムの小型化、高効率化、低コスト化が望まれる。システムの小型化には、高周波化が必要であり、そのためには、パワーモジュールの寄生インダクタンスの低減が必要である。 本稿では、ワイヤボンディングを用いないパワーモジュール構造をシミュレーションにより検討した。従来のSiCパワーモジュールの構造として1レグのパワーモジュールの寄生インダクタンスを計算し、提案するパワーモジュール構造として1アームと1レグの寄生インダクタンスを計算した。寄生インダクタンスの比較結果より、提案するパワーモジュール構造は低インダクタンス化できることを明らかにした。
著者関連情報
© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top