電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成28年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第69回連合大会)講演論文集
セッションID: 07-1P-06
会議情報

並列有限要素法に基づく大規模音響解析手法の基礎検討
*山本 広太工藤 彰洋武居 周
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
現在、一般に普及しているヘッドホンの多くはヘッドホンと耳の間に生じる音響現象が明らかになっていないことなどが原因で製品設計に多くの問題が残されている。ヘッドホンと耳の間に生じる音響現象を明らかにすることを目的とし、まずはじめに有限要素法を用いた音響解析コードの開発を行ったが、可聴音域の周波数内でのベンチマーク問題の解析時に答えが発散した。原因は解析領域を分割するメッシュが周波数の波長に対応しきれていないためであり、ヘッドホンの解析を行うにあたり、可聴音域の周波数の解析は必須であると考え, 大規模な行列を解くために並列有限要素法に基づく高性能音響解析手法の基礎検討を本研究で行った。
著者関連情報
© 2016 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top