電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2024年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第77回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-1P-07
会議情報

1気圧ドライエア中の金属異物先端形状が部分放電放射電磁波の検出特性に及ぼす影響
*松藤 拓也新竹 将治大塚 信也
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

現在,GISでは絶縁ガスとしてSF6が使用されているが,温暖化対策の観点から代替ガスが検討されている。ドライエアは代替ガスの候補の一つである。代替ガスを実用化するには,絶縁・遮断特性だけではなく,混合率やガス圧力などのガス管理と共に診断や品質管理のための部分放電(PD)の検出法の確立が必要である。本研究室の先行研究として,SF6やSF6混合ガスあるいはドライエアなどのPD放射電磁波の検出特性を検討し,現在,SF6ガス機器で使用されているUHF法の適用が可能であるかを検討してきた。本研究では,1気圧ドライエアのPD放射電磁波の異物先端形状依存性を帯域の異なる2つのアンテナを用いて検討した。

著者関連情報
© 2024 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top