東京大学大学院工学系研究科
2021 年 70 巻 12 号 p. 487-490
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福島第一原子力発電所の廃炉を完遂するためには,30年以上の長期にわたる構造物の維持管理が重要であり,特に腐食による劣化評価並びにその対策が重要である.
本論文では,廃炉工程全体を俯瞰した上で,原子炉圧力容器,原子炉格納容器,汚染水2次廃棄物及び燃料デブリの保管・収納容器,並びに,放射性廃棄物の処理・処分プロセスにおける腐食事象の課題を紹介するとともに,これらの事象に対する対応概念について種々の専門家の意見も踏まえて議論する.
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