循環器理学療法学
Online ISSN : 2758-0350
原著論文
心臓血管外科術後の挿管時間とリハビリテーション進行との関連性の検討
〜術中因子,術後合併症と挿管時間との関連性について〜
磯邉 崇須山 陽介鈴木 貞興
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2023 年 2 巻 1 号 p. 1-9

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抄録

<背景>

本研究の目的は,心臓血管外科術後の挿管時間と術後のリハビリテーション進行状況との関連性を検討することである.

<方法>

2019 年 4 月 1 日から 2020 年 3 月 31 日までに当院で心臓血管外科手術後に開心術リハビリテーションパスを施行した 127 例(男性 67.8%)を対象とした.術後挿管時間と術後のリハビリテーション進行状況の関連性,重回帰分析による術後挿管時間との関連因子を調査した.

<結果>

術後挿管時間は 251(185-576)分であった.術後挿管時間と術後1日目の離床状況(オッズ比 0.99,95%信頼区画 0.99-0.99),ICU 入室期間(r=0.345,P<0.001),リハパス完遂日数(r =0.291,P=0.001),入院期間(r=0.400,P<0.001)で関連性を認めた.重回帰分析の結果,手術中の水分出納合計,術後急性期合併症が有意な項目として抽出された.

<結論>

術後挿管時間と術後のリハビリテーションとの関連性を認めた.心臓血管外科術後の挿管時間と術後のリハビリテーション進行状況との関連性があることが示唆された.

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© 2023 ⼀般社団法⼈ 日本循環器理学療法学会
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