春まき栽培ソバの低収要因を探るアンケートの結果,雑草害が問題の一つとして認識されていた.現地圃場データから重回帰分析で低収要因を調べた結果,決定係数0.896で4つの説明変数が選択された.これらの変数のうち最も標準化偏回帰係数の高い雑草乾物重と収量との間には有意な負の相関関係が認められた.また,中耕培土により雑草乾物重は77から25 g m–2まで有意に減少し,子実重は73から103 g m–2まで有意に増加した.以上より,中耕培土により雑草量を減少させることでソバを増収できることが示唆された.