日本作物学会紀事
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異なる栽培密度, 窒素施肥量におけるイネの穂首節間維管束数と穂の諸形質との関係
崔 亨吉金 潤植武岡 洋治
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1995 年 64 巻 2 号 p. 216-220

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抄録
異なる栽培条件下で生育した水稲品種シモキクの株を成熟期に採取して, 穂の諸形質を調査するとともに, 徒手およびパラフィン切片法により穂首節間の維管束数を観察して, その大・小両維管束数と一次・二次の各枝梗数, 一穂籾数および籾重との各相関関係, ならびに異なる栽植密度および窒素施肥量による大・小両維管束数の変化を調査した. 大・小両維管束数はともに正規型分布を示し, 平均値は各々9および16.5であった. これら維管束数の変動係数は, 下位伸長節間に比べて遥かに大きい値を示した. 大維管束数は一次枝梗数と相関係数0.894で, 小維管束数は二次枝梗数と相関係数0.764で, それぞれ有意な正の相関を示した. 大・小両維管束数は一穂籾数とも各々相関係数が0.855および0.850で,極めて高い正相関を示した. 両維管束数ともに窒素施肥量と正の回帰関係を示す一方, 栽植密度とは各々負の回帰性を示した.
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