東京農工大学農学部
p. 19-20
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現在、我国の主要な水稲品種は、受光態勢の改善および耐倒伏性を高める目的で短稈化が進み、草型の改良に伴う群落光合成の向上などにより多収化がはかられてきた。しかし、従来の研究結果をみると、短稈化が群落光合成、物質生産に関連する光以外の諸環境要因にいかなる影響をおよぼすかに着目して行なわれた研究は必ずしも多くない。そこで本研究は、我国の代表的品種日本晴と台湾で育成された長稈穂重型品種台農67号を供試し、草高の異なる両品種の生理生態的特性について、とくに群落構造に着目して比較した。
日本作物学会関東談話会報
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