弘前大学大学院医学研究科整形外科学講座
2018 年 30 巻 4 号 p. 605-608
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歩行開始後に診断された発育性股関節形成不全(DDH)脱臼例に対する手術方法においてはそれぞれの症例や治療のタイミングに合わせたオプションを検討する必要がある.3歳6ヵ月で診断されたDDH脱臼例に対して観血的整復術とSalter骨盤骨切り術を同時に施行した.術後2年で跛行が改善し良好な経過が得られている.歩行開始後のDDH脱臼例に対して観血的整復術にSalter骨盤骨切り術を併用することは有用であると考えられた.
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