日本肘関節学会雑誌
Online ISSN : 2434-2262
Print ISSN : 1349-7324
Ⅶ. 炎症・感染
上腕骨の穿孔,骨欠損に対して腸骨移植を併用して人工肘関節再置換術を施行したRA肘の3例
金城 政樹大久保 宏貴大中 敬子仲宗根 素子西田 康太郎
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2020 年 27 巻 2 号 p. 345-349

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抄録
 RA 肘への Kudo-type5TEA 術後に上腕コンポーネントのゆるみが原因で,顆部の骨欠損を再建,尺側コンポーネントを温存して再置換術施行.【症例 1】 73 歳女性. Xp像でコンポーネントの前方偏位,内側顆欠損.内側顆を bi-cortical 腸骨で再建し,前方偏位部に皮質骨,海綿骨を充填して骨セメント設置.【症例 2】 66 歳女性. Xp像で上腕骨前方の穿孔,約 14mm の沈み込み.顆部中央に約 3.5 x 4.0cm 骨欠損.採型した bi-cortical 腸骨の髄腔内にステムを通し,コンポーネント頚部内に噛み込ませて顆部中央に設置した.【症例 3】 64 歳女性. Xp 像で上腕骨前方の穿孔,約11mm の沈み込みあり.顆部中央に約 3.5 x 3.5cm の骨欠損を認めた.症例 2 と同様に再置換術を施行した.短期であるが経過は良好である.
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© 2020 日本肘関節学会
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