抄録
RA 肘への Kudo-type5TEA 術後に上腕コンポーネントのゆるみが原因で,顆部の骨欠損を再建,尺側コンポーネントを温存して再置換術施行.【症例 1】 73 歳女性. Xp像でコンポーネントの前方偏位,内側顆欠損.内側顆を bi-cortical 腸骨で再建し,前方偏位部に皮質骨,海綿骨を充填して骨セメント設置.【症例 2】 66 歳女性. Xp像で上腕骨前方の穿孔,約 14mm の沈み込み.顆部中央に約 3.5 x 4.0cm 骨欠損.採型した bi-cortical 腸骨の髄腔内にステムを通し,コンポーネント頚部内に噛み込ませて顆部中央に設置した.【症例 3】 64 歳女性. Xp 像で上腕骨前方の穿孔,約11mm の沈み込みあり.顆部中央に約 3.5 x 3.5cm の骨欠損を認めた.症例 2 と同様に再置換術を施行した.短期であるが経過は良好である.