日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
第45回日本家庭科教育学会大会
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ジェンダー·エクィティの視点による家庭科カリキュラム開発(第2報)家庭科の授業に関わる諸問題
福原 美江田結庄 順子
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p. 38

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抄録
‹目的›第1報と同様である。特に, 第2報では, 家庭科の授業に関わる諸問題について焦点化し, 日常の家庭科授業で子どもの意見を生かしているかどうか, 日常の授業の評価, 指導要録観点別学習状況および2002年度以降実施の評価基準·評価方法(中間整理)等への家庭科主任(家庭科担当者)への意識実態調査で得られた結果より考察する。
‹方法›第1報と同様である。
‹結果›1. 「開かれた学校づくりの推進と子どもの参加」に関して「肯定」する家庭科教師が67.2%, 「否定」は13.9%であった。2. 家庭科の授業等で子どもの意見を生かしている場面は「実習や実験の計画」が82.0%, 「教材·教具の選定」は53.3%, 「授業計画」は20.0%であった。「通信簿などの教育評価」は4.9%, 「教育課程」は3.2%であった。学校ごとではこれらの項目で, 差がみられた。3. 日頃の家庭科の評価に関し, 指導要録観点別学習状況の4観点に対する意識をみた。小学校では「生活を創意工夫する能力」が「評価しにくい」は61.1%の教師が感じており, 中学校では58.5%であった。高校で評価しにくいは, 「思考·判断」の観点で39.6%であった。4. 2002年度より実施される評価基準·評価方法(中間整理)における「基礎·基本」について4段階でその重要度をみると, 「生活の技能」の「重要度強」は小学校で35.3%, 中学校で42.3%であった。第1報, 第2報とも平成13年度科学研究費 基盤研究一般(C)(1)(課題番号13680308)により実施したものである。
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© 2002日本家庭科教育学会
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