家政学雑誌
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電子レンジ加熱による苺ジャムについて
平山 静子
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1970 年 21 巻 5 号 p. 309-312

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抄録
1. 電子レンジ加熱の苺ジャムは、本実験の条件では、電熱器加熱のものに対して約1/2の加熱時間で仕上がった。加熱前にさとうによって果汁を浸出させる必要もなく、火力調節の手数もないが、原料の分量に対して、目的の砂糖濃度に仕上げるための加熱時間については、注意を払う必要がある。
2. 電子レンジ加熱によるものは、官能テストの結果、電熱器によるものより好ましいという結果が得られた。
3. 電子レンジ加熱によるものは、香りが良く、色調も美しい。
4. 電子レンジ加熱によるものは、ゼリー化が少ない。しかしレモン汁を添加することにより、両加熱法とも、ゼリー化を高め、両加熱間の差は少なくなる。
5. 電子レンジ加熱によるものは、やや酸性が強い。
6. 電子レンジ加熱によるものは、蔗糖の転化率が少ない。
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