総合健診
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日本総合健診医学会 第40回大会
日本総合健診医学会 第40回大会・シンポジウム7 国際社会における健診
医療における言語ギャップ
岡村 寛三郎
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ジャーナル オープンアクセス

2012 年 39 巻 6 号 p. 855-860

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抄録
 言語ギャップは、宗教や文化といった広範囲な意味を含蓄した言葉の場合は話し手、聞き手の双方が若干でも異なった意味を推測しがちだが、胃や腸、心臓、あるいは噴門や幽門といった体の各部の名称や病気・薬などの個々の名称などから、話し手・聞き手の双方が異なるイメージを推測するということはほとんどない。
 専門用語というのは一般用語とは異なり、意味が誤解されることなく、だれにでも特定されるように限定されるからこそ専門性をもっているのであり、これを誤解する場合があるとしたら、その用語に関わった者が専門教育を受けていないということであって、素人やボランティア通訳・患者の家族などには、誤解や通訳ミスが生じる危険があると考えられる。
 実際、米国の医療現場で言葉の意味の違いで生じた医療過誤のケースをみてみると、いずれも有料・専門の通訳者がかかわっていない場合で、外国語使用の患者とその言語を十分には解釈する能力がなかった医師側スタッフとが直接に診察現場や薬局で交わった場合である。
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© 2012 一般社団法人 日本総合健診医学会
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