2026 年 53 巻 2 号 p. 340-344
【背景】京都済生会病院健診センターは2010年に開設され、2022年6月に新築移転を機に、病院名称を「済生会京都府病院」から「京都済生会病院」へと変更した。これに伴い健診センターの施設規模も大幅に拡充され、フロア面積は従来の3倍となった。当センターは「思いやりの心をもって健幸をささえる」を基本理念に掲げ、各専門部門との連携のもと運営されている。
当センターは、現時点では日本総合健診医学会の優良総合健診施設認定(以下、優良認定)を取得していないが、同認定の取得により「健診施設としての信頼性」および「質の高い健診の提供」を通じた受診者の安心の確保が可能となり、あわせて職員の業務意欲向上にも寄与することが期待される。
【目的】本稿では、当センターが優良認定取得を目指す過程において実施している具体的な取り組み(当日結果説明受診率向上、受診後フォローアップ体制の構築など)および、総合健診指導士としての役割と実践内容について報告する。