地盤工学研究発表会 発表講演集
第38回地盤工学研究発表会
セッションID: 738
会議情報

地震時における地盤-基礎相互作用モデルのばね定数の評価 (その2 観測結果との比較)
*小林 恒一大場 新太郎本田 周二平松 昌子細野 久幸
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

16階建て支持杭建物の地震観測記録と、その1で求めたSRモデルによる応答解析結果を比較し、地震時に寄与する相互作用地盤ばねについて考察する。観測波は地表最大加速度189Galの兵庫県南部地震、46Galの京都府南部の地震を用いた。比較は建物頂部と1階床での加速度応答で行ない、建物頂部で観測された加速度波形の非定常応答スペクトルと連成系としての建物固有周期との関係を含めて、支持杭における相互作用地盤ばねの妥当性について検討した。

著者関連情報
© 2003 地盤工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top