日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
Print ISSN : 1342-2618
ISSN-L : 1342-2618
原著論文(事例研究)
与信管理と輸送効率を同時に考慮したリサイクル資源の最適な売却先選択
高山 拓也伊呂原 隆三浦 修大木 智博北原 翔
著者情報
ジャーナル フリー

2021 年 72 巻 1 号 p. 88-97

詳細
抄録

本稿では,家電リサイクル法に基づき家電製品を回収,処理し新たなリサイクル資源として売却する企業の事例研究を行う.対象企業では複数の資源を売却価格が異なる複数の売却先に売却することで売上を得ている.売却に際しては,様々な制約があるため複雑性が生じている.そこで,目的関数には各資源の売却により得られる総売却額をとり,これを最大化するモデルを提案する.その結果,提案モデルでは各資源の売却量と売却先が変化しより良い結果を示した.さらに感度分析では,各売却先の与信制約を変化させ実験を行った.適切な与信額設定を行うことで,目的関数値には影響は与えずリスク管理が行えることが分かった.

著者関連情報
© 2021 公益社団法人 日本経営工学会
前の記事
feedback
Top