観光研究
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論文
イベント開催時における訪問者の目的地内移動パターン
―東京都・上野公園でのフェスティバルを事例に―
杉本 興運
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ジャーナル オープンアクセス

2016 年 29 巻 1 号 p. 17-28

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抄録

本研究はイベント開催時における訪問者の移動や流動の側面からイベントの効果を評価する。研究対象は上野公園で開かれたフェスティバルである。現地での行動調査から198 グループ分のGPS ログと個人・グループ属性のデータを取得した。訪問者の流動ネットワークでは、フェスタ会場への流入が非常に大きかった。また、ゾーン別滞留時間のデータから訪問者を2 つのクラスターに分類した。1 つ目はフェスタ会場だけに訪れるパターンが最も多く出現した。2 つ目は上野動物園が主目的地でフェスタ会場は副次的訪問先であった。このように、イベント開催が訪問者の行動に影響し、特徴的な移動のパターンを誘発した。

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© 2016 日本観光研究学会
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