日本観光研究学会全国大会学術論文集
Online ISSN : 2436-6188
第40回 日本観光研究学会全国大会
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第40回日本観光研究学会全国大会
現代的旅行スタイルとしての高関与旅行の実態
―国内宿泊旅行の類型化に基づく実証研究―
大方 優子岩崎 達也
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p. 77-82

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抄録

本研究は、現代の旅行スタイルの一形態である高関与旅行に焦点を当て、旅行者を関与の対象(旅行・旅行先・目的行為)と水準に基づき類型化し、その行動的・心理的特性を明らかにした。2025 年 9 月に国内宿泊旅行経験者 1,038 名を対象にオンライン調査を実施し、計画・経験・満足度などを分析した結果、旅行先関与型が最多で、次いで目的行為関与型、旅行関与型の順であった。さらに、関与水準が高い層は意思決定を慎重に行い、経験を深く意味づけ、満足度も高いことが確認された。これにより、従来のデモグラフィック属性によらない心理的セグメンテーションの有効性が示され、観光マーケティングにおける新たな指針を提示することができた。

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