主催: 日本観光研究学会
会議名: 日本観光研究学会全国大会
回次: 40
開催地: 石巻専修大学(宮城県石巻市南境新水戸1)
開催日: 2025/12/05 - 2025/12/07
p. 77-82
本研究は、現代の旅行スタイルの一形態である高関与旅行に焦点を当て、旅行者を関与の対象(旅行・旅行先・目的行為)と水準に基づき類型化し、その行動的・心理的特性を明らかにした。2025 年 9 月に国内宿泊旅行経験者 1,038 名を対象にオンライン調査を実施し、計画・経験・満足度などを分析した結果、旅行先関与型が最多で、次いで目的行為関与型、旅行関与型の順であった。さらに、関与水準が高い層は意思決定を慎重に行い、経験を深く意味づけ、満足度も高いことが確認された。これにより、従来のデモグラフィック属性によらない心理的セグメンテーションの有効性が示され、観光マーケティングにおける新たな指針を提示することができた。