植物研究雑誌
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インド・西ガーツ山脈で発見されたテンナンショウ属植物の1 新亜種(サトイモ科)
S. Patil
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2020 年 95 巻 6 号 p. 332-335

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抄録

サトイモ科テンナンショウ属の1 新亜種Arisaema barnesii C. E. C. Fisch. subsp. sheshanagae Sameer Patil をインド・カルナタカ州Kodagu distric(t 西ガーツ山脈)から記載した.本亜種は基本亜種subsp. barnesii から,仏炎苞が緑白色で,その開口部に掌状に5 裂する白斑があり,葉に銀色の毛があることで区別されるが,これまでに顧みることがなされなかった植物である.本種は南インドの熱帯山地林shola forest に沿って生え,絶滅危惧植物とみなされる.

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© 2020 植物研究雑誌編集委員会
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