日本外科系連合学会誌
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症例
横行結腸が嵌頓した鼠径ヘルニアの1例
伊藤 元博國枝 克行八幡 和憲井川 愛子松橋 延壽加藤 浩樹長尾 育子河合 雅彦
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2007 年 32 巻 2 号 p. 246-249

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抄録
症例は59歳, 男性。幼少時より時に右鼠径部腫脹が出現し, 自分で用手的に還納していた。2006年5月より突然右鼠径部有痛性腫脹が出現し, 疼痛が増大するため, 翌日当院を受診した。用手的還納を試みるも整復できず, 緊急手術を施行した。横行結腸が鼠径輪に嵌頓しており, ヘルニア門の開放にて腸管の血流障害は改善され, 横行結腸を腹腔内に還納後, Mesh-plug法にて修復した。術後経過は良好で術後10日目に退院した。鼠径ヘルニア嵌頓は日常よく遭遇する疾患であるが, 横行結腸が嵌頓する場合は稀で, 本邦報告例の臨床的特徴をあわせて報告する。
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© 2007 日本外科系連合学会
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