抄録
【方法】当科でCetuximab(Cmab)/Panitummab(Pmab)療法が施行された切除不能進行再発大腸癌26/24例の治療成績を後方視的に検討した.
【結果】治療背景(Cmab/Pmab)は1次/2次/3次治療以降:1/5/20 / 3/2/19例,Cmab/Cmab+irinotecan:14/12例 / Pmab/Pmab+FOLFIRI:16/8例,治療効果(Cmab/Pmab)は奏効率:33.3/16.7%,病勢制御率:61.1/66.7%,治療成功期間中央値:4.0/6.1カ月,有害事象(Cmab/Pmab)はinfusion reaction:2/0例,ざ瘡様皮疹:50.0/58.3%(Grade3は1例)であった.
【結論】Cmab/Pmab療法の多くは3次治療以降の単剤投与であったが,病勢制御は良好であり有害事象も許容内であり,治療効果および認容性は良好であった.