工業技術院製品科学研究所
1974 年 10 巻 2 号 p. 69-75
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この小論では, 通路における歩行者流動を, 統一的に扱うために, 歩行路システムの構造を導入した. そして, その構造をもとに, 簡単なアンケート調査を行い, どの程度歩行者の実態を把えうるかを, 検討した. 特に,「希望速」と「苛立ち」の2因子について, 簡単な数式化を試みた. 物理的諸データ及び回答項目に対する充分な尺度構成の欠如から, はっきりした結果を得るまでには致らなかったが, 我々の今後の研究の方向づけを行い得たと, 確信する.
日本人間工学会大会講演集
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