体外循環技術
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両下肢大腿部を切断した症例に対する灌流量算出の検討
森田 高志織田 豊関口 敦田畑 喜朗会田 治男片倉 健二郎深谷 隆史笹川 繁菊地 憲二吉田 譲見目 恭一
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1995 年 21 巻 1 号 p. 60-63

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抄録
体外循環中の血行動態を規定する最も重要な因子は灌流量である。何等かの理由により下肢を切断した場合,切断前に比べ灌流量を減少させる必要がある。しかし,どの程度減少させたらよいかが問題である。安静時,下肢は全身に比べ代謝が低い。このため,切断後の残された体は代謝が高いことが予想される。これより,代謝を考慮した計算式を2つ作成し,両下肢を切断した2症例に用い,計算式の妥当性を検討した。1つ目の計算式は臨床により妥当性が示唆されたものの,2つ目の計算式は患者体格により誤差を生じ補正が必要となった。計算式を考案する場合,代謝を考慮することは重要と思われた。
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© 日本体外循環技術医学会
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