体外循環技術
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胸腹部大動脈血行再建術に際して腹部主要分枝灌流を行った2症例
佐藤 繁喜阿部 忠昭関根 智之
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1997 年 23 巻 2 号 p. 18-21

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抄録
上行弓部大動脈瘤を合併した下行および胸腹部大動脈瘤に対し,二期的手術で腹部主要分枝灌流を併用した部分体外循環を2症例経験した。体外循環は大腿静脈から脱血した静脈血を,人工肺で酸素加血し,ローラーポンプを用いて大腿動脈へ送血するF-Fバイパスで行った。腹部主要分枝灌流は,人工肺の冠灌流用出口をY字にし,一方を心筋保護用小型ポンプを使用し,左右腎動脈灌流用とした。他の一方を吸引用ポンプを代用してポンプチューブ出口側を再度Y字にして上腸間膜動脈と腹腔動脈灌流用とした。腹部主要分枝灌流は各々200ml/minで行った。なお,Y字チューブの一方に電磁血流計プローブを組み込むことで灌流量を正確に知ることができた。
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© 日本体外循環技術医学会
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