横須賀市療育相談センター
2018 年 30 巻 2 号 p. 107-112
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本稿では,はじめに小児期の発達支援について述べ,ついで発達支援のゴールについて述べた。発達障害は専門機関だけの支援では完結せず,地域移行と当事者能力の育成が必要である。当事者能力とは「発達特性があっても最小限の支援で生活できること」である。①支援の力を借りてでも毎日の生活のなかで成功体験を積み重ね,②発達特性を含めた自己理解を深め,③自身の特性に見合った環境設定を自身ができるようになることが必要である。
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