薬史学雑誌
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薬学分野における国内のゲーミフィケーションの歴史と現状
市川 華瑛高須 清誠
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2024 年 59 巻 2 号 p. 180-188

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抄録
目的:ゲーミフィケーションは,教育や社会活動にゲーム要素を取り入れる手法であり,薬学分野でも活用されはじめている.本研究では薬学分野におけるゲーミフィケーションの歴史,教育効果,社会的影響について明らかにする. 方法:薬学関連のゲームについて Web を中心に網羅的に調査するとともに,医学などの関連分野との比較を行った. 結果:薬学では 2010 年頃から薬剤師国家試験対策を目的としたゲームが開発され薬学教育において一定の成果を挙げている一方,他分野と比べて一般社会に向けた啓発効果は限定的であることが明らかになった. 結論:今後はサブカルチャーとの連携を通じ,一般社会に薬学の知識や薬剤師の役割を広める活動が期待される.
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© 2024 日本薬史学会
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