京都府立医科大学大学院医学研究科泌尿器外科学
2013 年 40 巻 4 号 p. 383-392
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超音波エラストグラフィーは非侵襲的な方法で組織の硬さの違いを表示する技術であり,直腸面から離れた部分の「触診」を可能にする.前立腺癌の診断におけるエラストグラフィーの有用性については,腫瘍組織が周囲の正常組織よりも硬いことを根拠としており,その他の超音波画像診断と比べても高い前立腺癌検出の感度を期待されてきた.本稿の目的は,エラストグラフィーの前立腺癌診断における有用性についてレビューを行うことである.
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