看護科学研究
Online ISSN : 2424-0052
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大分県における最近の食中毒の傾向について
小河 正雄
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2014 年 12 巻 1 号 p. 34-37

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抄録
食中毒の病因微生物は、腸炎ビブリオやサルモネラ属菌の割合が減少している。また、新しい食中毒の病因微生物であるクドア、サルコシスティスが減少している。この理由は、いくつかの行政的な食中毒防止対策が効果を表しているからであろう。一方、ノロウイルス、カンピロバクターの割合は増加している。今後は、ノロウイルスとカンピロバクターに対する食中毒防止対策が重要である。
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© 2014 看護科学研究編集委員会
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