日本植物病理学会報
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ナス台木根からの抗菌物質
吉原 照彦萩原 義真長岡 俊徳千葉 彩子坂村 貞雄
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1988 年 54 巻 4 号 p. 453-459

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抄録

ナス台木植物根(品種:耐病VF)から抗菌物質として3種のセスキテルペン(ソラベチボン,ルビミン,エピルビミン)と5種のフェノール化合物[パニリン,フェルラ酸エチルエステル, P-クマール酸エチルエステル,コーヒー酸エチルエステル, P-ハイドロキシ安息香酸, 3-ハイドロキシ-1-(4-ハイドロキシ-3-メトキシフェニール)-1-プロパノン]を単離し,化学構造を決定した。台木中のソラベチボンはナス根(品種:千両)の約5倍含まれ,そのものが示す抗菌活性と病害抵抗性の関係を論議した。

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