抄録
メタボリックシンドローム対策で大きなウエイトを占めるのが食事の摂り方である.予防のためには若年層から規則正しい時間に,バランスの良い組み合わせで適量を食べることが最重要である.しかし,企業人では,勤務状況や変化していく生活環境が大きな影響を及ぼしてしまい,2006年国民健康・栄養調査によると,40歳以上の男性のメタボリックシンドローム該当者・予備群の割合は50%を超える状況である.筆者が食事指導を行ったM社の20〜30代の若年層社員に対しても夕食の外食・中食の摂り方の指導が重要となってきている.社員の行動変容に準じた対策では,継続的な実践法として,100kcalカウントダイエット法の実践の普及と会社および家庭に向けての食にかかわる情報提供が必要である.