東海大学
2010 年 28 巻 1 号 p. 67-74
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
社会的認知研究は, その創始当初から主に社会心理学の手法を主に研究が進められてきた。1990年代に社会神経科学が興隆して新たな視点と手法が持ち込まれたことにより, 社会的認知研究は大きな進展を遂げつつあり, 今後の展開にも期待が集まっている。本論文の目的は, 社会神経科学が社会的認知研究にもたらす恩恵と今後の可能性について, (a)仮説的構成概念の検証, (b)プロセスモデルの検証, (c)非意識的プロセスの検証という3点から論じることである。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら