生理心理学と精神生理学
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28 巻 , 1 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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特集
  • 大平 英樹
    28 巻 (2010) 1 号 p. 1-4
    公開日: 2011/08/26
    ジャーナル フリー
  • Jean Decety, John T. Cacioppo
    28 巻 (2010) 1 号 p. 5-16
    公開日: 2011/08/26
    ジャーナル フリー
    Social neuroscience investigates the biological mechanisms that underlie social structures, processes and behavior as well as the influence of these social structures, processes, and behaviors on the brain and biology. Such an endeavor is challenging because it necessitates the integration of multiple levels. Mapping across systems and levels (from genome to cultures) requires interdisciplinary expertise, comparative studies, innovative methods, and integrative conceptual analysis. Recent work on empathy constitutes a successful example of bridging across levels of analysis. We conclude by discussing some important societal implications of social neuroscience.
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  • 森岡 陽介, 福永 雅喜, 田中 忠蔵, 梅田 雅宏, 中越 明日香, 成瀬 昭二, 鈴木 直人
    28 巻 (2010) 1 号 p. 17-27
    公開日: 2011/08/26
    ジャーナル フリー
    多くの研究において扁桃体は感情処理プロセスの中心的な役割を担うと論じられている(感情機能中核説)。しかしながら恐怖感情以外, 特に快感情では扁桃体の賦活を見出した研究が少なく, 扁桃体がすべての感情に共通して中心的な役割を担うかどうかは不明瞭である。そこで本研究では, 右利きの健康な成人男女10名(男性2名, 女性8名, 平均年齢24.5歳±2.1歳)を対象にモーフィングによって作成した喜び, 怒り, 悲しみ, 中性の表情動画を呈示し, 表情呈示時の脳賦活部位を事象関連的核磁気共鳴画像(event-related functional Magnet Resonance Imaging: fMRI )を用いて検討した。その結果, 中性表情に比べ怒り, 喜び表情ともに有意に強い扁桃体, 淡蒼球, 前頭前野内側部の賦活が認められた。しかしながら, 悲しみ表情では扁桃体の賦活は認められなかった。悲しみ感情に関してはより詳細な検討が必要であるが, 本実験の結果は少なくとも扁桃体は不快感情だけではなく, 快感情に対しても応答し, 脅威信号にのみ特異的に応答するのではなくより汎用的役割を持つことを示唆した。
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  • 小野田 慶一
    28 巻 (2010) 1 号 p. 29-44
    公開日: 2011/08/26
    ジャーナル フリー
    人間は社会的動物であり, 望ましい関係性から排斥されたときに悲痛な感情を経験する。このネガティブな感情は社会的痛みと呼ばれる。多くの動物実験及び画像研究の知見から, 身体的痛みと社会的痛みはその機能と神経機序を共有していることが示されてきた。本稿では, 背側前帯状回が身体的痛みと社会的痛みの共有システムに重要な役割を果たし, 鎮痛作用のあるオピオイドは社会的痛みをも減弱または消失させることを示した知見を紹介する。さらに, 社会的痛みの進化, 発達, 個人差に関しても概説する。社会的痛みの個人差に関しては先天的 (遺伝的)・後天的 (社会的) な要因の双方に言及している。また, 社会的排斥に対するサポートの効果に関しても議論する。最後に社会神経科学における排斥研究の展望を述べる。
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  • 中尾 敬, 大平 英樹, Georg Northoff
    28 巻 (2010) 1 号 p. 45-55
    公開日: 2011/08/26
    ジャーナル フリー
    多くの意思決定研究では予測しやすいもしくは予測しにくい一つの正答がある事態について検討がなされてきた。意思決定に伴う結果が確率的に変化する, もしくは他者の決定により変化するために予測困難な事態(予測可能性が低い事態)は不確実下における意思決定として研究がなされてきた。このような意思決定とは異なり, 全く正答の存在しない事態における意思決定というものも存在する。本論文では, 一つの正答のある, そして正答のない事態における意思決定研究をレビューし, それらの研究において観察されている内側前頭前皮質内の活動部位の違いを比較した。その結果, 一つの予測可能性の低い正答のある意思決定と正答のない意思決定の両方で内側前頭前皮質の上部に活動が認められていることが明らかとなった。このことは不確実性という概念の再考とMPFCの機能についての示唆を与えるものである。
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  • 大隅 尚広, 大平 英樹
    28 巻 (2010) 1 号 p. 57-66
    公開日: 2011/08/26
    ジャーナル フリー
    神経科学の目覚ましい発展は, 社会科学における理論に関する神経生理学的背景を理解する上で有効な手段や知見を提供してきた。社会的交換理論に関しては, これまでの研究により利他行動や規範の遵守に関する社会的選好が報酬予期やリスク評価に関連する脳領域の活動を基盤としていることが明らかにされた。この事実は, 一般的な適応的行動をもたらす生物学的基盤が社会的行動においても適用されるということを示唆する。このような背景から, 本論では, ヒトの社会的意思決定の神経基盤を示す実証的知見を概観し, さらにその適応的役割について進化理論の観点から論ずる。特に, 脳の適応メカニズムが形成する社会的行動の情報源の一つとして, 他者との互恵的関係に着目する。
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  • 尾崎 由佳
    28 巻 (2010) 1 号 p. 67-74
    公開日: 2011/08/26
    ジャーナル フリー
    社会的認知研究は, その創始当初から主に社会心理学の手法を主に研究が進められてきた。1990年代に社会神経科学が興隆して新たな視点と手法が持ち込まれたことにより, 社会的認知研究は大きな進展を遂げつつあり, 今後の展開にも期待が集まっている。本論文の目的は, 社会神経科学が社会的認知研究にもたらす恩恵と今後の可能性について, (a)仮説的構成概念の検証, (b)プロセスモデルの検証, (c)非意識的プロセスの検証という3点から論じることである。
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