性度に関する諸問題 (I), 年齡と性度
ジャーナル
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1956 年
27 巻
2 号
p. 131-134
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発行日: 1956 年
受付日: 1956/06/26
J-STAGE公開日: 2010/07/16
受理日: -
早期公開日: -
改訂日: -
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訂正情報
訂正日: 2010/07/16
訂正理由: -
訂正箇所: 論文抄録
訂正内容: 訂正前 : 1. Test Item及び採点規準は村中氏のものを使用し, 被験者男女約3000名, 1952年より55年3月迄の調査結果を整理し, その年令的傾向をみた。
2. その年令的傾向は, ターマン及び村中氏の研究結果とも可成りよく一致している。
3. 男女集団を通して性度得点の最も高いのは, 学生集団では大学生であり, 社会人では25歳-29歳の集団である。
4. 一般的傾向として, 性度は小学校より中学, 高校, 大学と年令が進むにつれて, 大体25歳頃迄男女共に漸次上昇し, 以後漸次低くなつて行く。
5. 社会人に比して, 学生の性度得点は高くなつている。又農村は都会に比して一般に性度得点は低い。
6. 中学生の集団に於いては, 男女共各集団に於いて二年生の性度が著るしく低くなつている事が注目される。
7. 中津江中学男子の性度得点は負であつた。これはターマンから村中氏を通しての一連の性度研究の結果, 正常の男性集団で負の得点を得たのはこれが初めてである。
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