二重走路における報酬価とフラストレーションの関係
ジャーナル
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1968 年
39 巻
1 号
p. 33-37
詳細
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発行日: 1968/04/10
受付日: 1967/07/07
J-STAGE公開日: 2010/07/16
受理日: -
早期公開日: -
改訂日: -
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訂正情報
訂正日: 2010/07/16
訂正理由: -
訂正箇所: 論文抄録
訂正内容: 訂正前 : 二重走路を用いてG1の報酬価と, G1を無強化にすることによるフラストレーション効果 (FE) の関係が, 36匹のネズミを被験体として検討された. また報酬価とFEの発達の速さの検討も目的とされた. 各12匹より成るGroup 2, Group 10, Group 40の3群が形成され, それぞれR試行で2%, 10%, 40%の砂糖液がG1で与えられ, F試行では何も与えられなかった. G2では常に2%液がすべての群に与えられた.
結果は (a) FEは各群にみとめられた. (b) R試行のA2速度はG1での報酬価の高い場合程低下した. (c) F試行のA2速度はGroup 10が他の2群にくらべて速いことがみとめられた. しかしGroup 40とGroup 2の差はみとめられなかった. (d) R試行でのA2速度は報酬価によって変化したため, FEの発達の速さと報酬価の関係は検討されなかった.
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