日本農村医学会雑誌
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小さな腎腫瘍に対する腎保存手術
古畑 壮一加藤 恵子山川 克典山越 昌成高橋 剛工藤 治相田 芳夫
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2004 年 53 巻 2 号 p. 145-147

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抄録

近年画像検査の普及によって, 偶発腎腫瘍が発見されるようになった。その中で小さな一側の単発腎腫瘍に対しては侵襲の少ない手術が行われるようになってきた。また良性疾患と鑑別困難な症例があり, 患側の腎臓を摘出するのではなく部分的に摘除して, 腎機能を温存する腎保存手術が行われるようになった。対側腎機能正常であるelective case 20例の検討を行った。

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© 2004 一般社団法人 日本農村医学会
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