日本農村医学会雑誌
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報告
特性要因図による訪問忘れ防止の取り組み
—訪問忘れ0 (ゼロ) の継続にむけて—
水野 時江倉島 恵美河合 秀世三浦 よね子村田 幸紀伊藤 徹
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2004 年 53 巻 2 号 p. 140-144

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抄録

訪問介護事業を実施するなかで, 平成13年4月から14年の5月までの1年間に15件もの「訪問忘れ」があり, この状態で行けば今後も月1件のペースで起こりうると危惧され, 現状を打開し訪問忘れを0 (ゼロ) とすべく, TQM活動の手法を用いスタッフ全員で取り組んだ。
活動の目標を「訪問忘れ0ゼロ件の継続」とし, 現状把握, 原因の調査, 特性要因図を使った原因の解析, 対策の立案とその実施を行った結果, 目標は達成でき, 現在 (平成16年2月) も「訪問忘れ」0ゼロ件を継続できている。

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© 2004 一般社団法人 日本農村医学会
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