The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
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特集『リハ専門医が知っておくべき骨関節の3次元動態』
足関節のバイオメカニクス
福本 貴彦
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2016 年 53 巻 10 号 p. 779-784

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抄録

 足関節は複雑な構造をしているかと思いきや,いたってシンプルな構造である.しかも,その構造は合目的的であるため,構造の理屈がわかれば理にかなった動きをしていることがわかる.ここで述べる距腿関節・距骨下関節・遠位脛腓関節は,それぞれの形状によりその動きが規定され,画一的な方向への運動が起こる.リハビリテーション場面では,このような関節運動学上の特性を理解し,内容を踏まえ,定義的な単純運動方向(一方向)である底背屈・内外反などといった3次元空間の定義ではなく,足関節が本来有する運動方向への動き(背屈+外反,底屈+内反)によって運動療法を行うべきであろう.

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© 2016 社団法人 日本リハビリテーション医学会
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