The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
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特集『リハビリテーション医療におけるジェンダーの視点』
脊髄損傷
永田 智子
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2017 年 54 巻 5 号 p. 335-339

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抄録

脊髄損傷は,救命救急医療と急性期から生活期まで尿路管理をはじめとする医療の進歩により生命予後が大きく向上した.脊髄損傷の発生状況は女性の頻度が少なく,少数派である.女性特有の二次疾患リスクを考慮した医療,医学的リハビリテーションが求められている.慢性期には,加齢に伴う変化,性別,ライフステージごとの障害特性に即した健康管理,疾病予防と教育も課題である.脊髄損傷の二次疾病にかかわる尿路管理,骨粗鬆症,うつについて述べる.

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© 2017 社団法人 日本リハビリテーション医学会
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