The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
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特集『骨粗鬆症とリハビリテーション医療』
骨粗鬆症と橈骨遠位端骨折
織田 崇山中 佑香和田 卓郎
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2019 年 56 巻 5 号 p. 376-380

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抄録

橈骨遠位端骨折は,骨粗鬆症に関連して発生する頻度の高い骨折である.近年では,骨が脆弱な高齢者の橈骨遠位端骨折に対しても,角度安定性のある掌側ロッキングプレートを使用した手術により骨折の整復保持が可能となった.術後翌日よりリハビリテーション治療を行うことで早期に手関節機能を回復し,日常生活や社会活動に復帰することが期待できる.

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© 2019 公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
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