1990 年 46 巻 2 号 p. 128-
矢状断面像, 冠状断面像を使用するDOUBLE AN GULATION法により, 左右対称な内耳道のIMAGEを得る事ができました。OM LINEに対して角度の検討を行ないましたが, それぞれ個人差がある為, 断定することは困難であるが, 検討の結果, 10度位の範囲で神経VII, VIIIを認められ, FOLLOW UP目的の検査を含め, 依頼件数の増加に伴ない基準をもうける必要があり, 当施設は, OM LINE=0度としました。位置決め時, 外部より計測できるOM LINEの値を基準線に利用することで容易に再現性のあるIMAGEを得ることができました。