日本放射線技術学会雑誌
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381. 頭部専用 SPECT 装置 SET-050 (HEADTOME) における ALL PURPOSE COLLIMATOR の評価(RI-10 装置・器具 1)
山崎 節雄中平 美和瀧 真佐留古閑 健次小沢 悦子伊勢谷 修関 守雄
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1990 年 46 巻 8 号 p. 1352-

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抄録

APコリメータは、空間分解能感度等よりHRコリメータとHSコリメータのほぼ中間的性能を有し、感度はHRコリメータの2倍以上であるため従来の検査時間(30分)の半分ですむそのため、DOUBLE SCANモード(fig-7)を用いると小脳から頭頂葉全体の脳血流イメージングも可能である。また、^<99m>TC脳血流製剤を用いた場合1 SCAN 5秒の短時間DYNAMICデータ収集(fig-8)も可能ではあるが、さらに検討が必要と思われた。

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© 1990 公益社団法人 日本放射線技術学会
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