日本臨床外科学会雑誌
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症例
腹腔鏡下大腸切除術時に発見された空腸異所性膵の1例
前田 好章篠原 敏樹砂原 正男濱田 朋倫
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2009 年 70 巻 3 号 p. 756-760

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抄録
腹腔鏡下大腸切除術中の,小開腹創からの小腸検索にて発見された,空腸異所性膵の1例を経験したので報告する.症例は84歳,男性.上行結腸癌と診断され,腹腔鏡下結腸右半切除術が施行された.手術終了前の小開腹創からの全小腸検索で,Treitz靱帯から70cmの空腸に20mm大の腫瘍を認め,空腸部分切除を追加した.病理組織学的検査では,空腸の病変は,HeinrichI型の異所性膵と判明した.腹腔鏡手術においては,十分な腹腔内観察および小開腹からの小腸検索を行い,副病変,腸管損傷等の有無を検索することが重要である.
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© 2009 日本臨床外科学会
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