日本臨床外科学会雑誌
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症例
胃穿破をきたした脾動脈瘤の1例
佐々木 勇人小貫 学進藤 吉明齋藤 由理田中 雄一鈴木 敏文
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キーワード: 脾動脈瘤, 胃穿破
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2012 年 73 巻 3 号 p. 677-680

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抄録
症例は58歳,女性.吐血を主訴にショック状態で救急搬送された.緊急上部消化管内視鏡で胃体下部後壁にForrest IIb潰瘍を認めた.多量の血腫を認め,動脈性の出血と考えられたが,膵臓への穿通が疑われclippingは行わなかった.腹部CTで脾動脈瘤の胃穿破と診断し,緊急IVRとなった.脾動脈瘤に対してコイル塞栓を行い止血した.脾動脈瘤の中でも胃に穿通する例は稀である.
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© 2012 日本臨床外科学会
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