JA長野厚生連北信総合病院外科
2022 年 83 巻 4 号 p. 743-748
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症例は80歳の女性.心窩部痛を主訴に当院を受診した.腹部造影CTでは胆嚢の腫大,胆嚢壁の肥厚および胆嚢周囲の液体貯留を認め,急性胆嚢炎,胆嚢穿孔と診断し,緊急腹腔鏡下胆嚢摘出術を行った.病理組織学的検査所見では,胆嚢壁には炎症細胞の浸潤と壊死を認めた.さらに,細動脈壁にアミロイドの沈着を認め,細動脈閉塞をきたしていた.以上より,アミロイド沈着による細動脈閉塞が今回の急性無石胆嚢炎の一因であると考えられた.術後経過は良好であり,術後11日目に退院となった.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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