日本臨床外科学会雑誌
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症例
R0手術とGEM/S-1療法により術後6年生存中の肝原発腺扁平上皮癌の1例
古賀 浩木三好 篤江川 紀幸
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キーワード: 肝臓癌, 腺扁平上皮癌
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2022 年 83 巻 6 号 p. 1130-1134

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抄録

症例は67歳の男性で心窩部不快感を主訴に近医を受診し,精査の結果,肝内胆管癌の診断で,2015年10月に肝左葉切除術+リンパ節郭清を施行した.病理組織検査結果,リンパ節転移を伴う肝原発腺扁平上皮癌の診断となり,術後補助化学療法としてGEM/S-1(GS)療法を導入した.貧血の進行のため術後5カ月で一旦中止としたが,術後1年で吻合部近傍に再発病変を認めた.再度GS療法を再開したところ,再発巣は不明瞭化した.現在術後6年が経過しているが,明らかな再発の所見なく生存中である.

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© 2022 日本臨床外科学会
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