全日本鍼灸学会雑誌
Online ISSN : 1882-661X
Print ISSN : 0285-9955
ISSN-L : 0285-9955
解説
経穴部位の国際標準化に対する評価と課題
あん摩マッサージ指圧師, はり師・きゅう師養成施設の教員等へのアンケート調査
坂口 俊二香取 俊光小林 健二河原 保裕浦山 久嗣天野 陽介荒川 緑高橋 大希篠原 昭二形井 秀一
著者情報
ジャーナル フリー

2012 年 62 巻 3 号 p. 205-215

詳細
抄録

【目的】経穴部位国際標準化に基づく新教科書使用から1年が経過した2010年度に、 経穴の考え方をはじめ、 国際標準化の評価、 WHO/WPRO標準経穴部位の問題点などについてアンケート調査を実施し、 経穴部位標準化が日本国内でどのように受け止められ、 実践されているかを検討した。
【対象と方法】対象は、 あはき師養成施設の教員、 研究者、 臨床家および鍼灸関係団体とした。 2010年10月~2011年2月に、 対象施設・団体の長宛に、 第二次日本経穴委員会の作業部会が作成した調査票を郵送し、 回答を郵送、 またはFAX、 e-メールの何れかで返信してもらった。
【結果と考察】93施設の149名から回答が得られた。 経絡経穴の考えは多様性があり、 経穴部位の標準化を評価したのは50%位であったが、 鍼灸のグローバル化にとって良いと認識されていた。 また、 骨度法に対する意見が多く、 各経穴については、 体表指標、 取穴の難しさ、 表記などに詳細な意見があった。

著者関連情報
© 2012 社団法人 全日本鍼灸学会
前の記事 次の記事
feedback
Top