日本口腔内科学会雑誌
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症例報告
酸味嗜好により生じたと考えられた唾液腺型高アミラーゼ血症の2例
乾 眞登可柳瀬 成章堀 晃二伊藤 希黒原 一人新井 直也
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2017 年 23 巻 2 号 p. 75-79

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抄録
高アミラーゼ血症は急性膵炎等が疑われ,精査ののち唾液腺型のS型高アミラーゼ血症として歯科を紹介される。今回,長期間原因が不明であったS型高アミラーゼ血症の2例を報告する。ともに過度の酸味嗜好があり,食事指導により改善を認めた。全身や唾液腺の疾患が否定され原因が特定されないS型高アミラーゼ血症では,食事嗜好への問診が重要であり,酸味嗜好が認められた際には食事指導が有効であることが示された。
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© 2017 日本口腔内科学会
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